バンドオタクのJO1沼落ち記

初めましての方もそうでない方も、こんにちは、りおこと申します。川西拓実くん22歳のお誕生日おめでとう。今日は記念祭なので、約半年前、突如JO1にハマった経緯を振り返ってみようと思います。 

 

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11人を覚えようとした最初のビジュアル


 

JO1の存在自体を知ったのは友人が日プにハマっていたので、そこからなんとな〜〜くという感じ。Twitterでチラチラ見たり、友人の協力のためコラボスイパラに行ったりしました。スイパラの予習として布教シートを見たけれど、とにかく興味がないため(ゴメン)正直名前と顔が一致したのは半分くらい。"メンバー分からないのにスイパラ行った話" は別で記事書きたいです…(今思うとヤバイので)

 

 

【ハマる前の自分の基本情報】

  • 20代後半 会社員
  • 15年ポルノグラフィティ追っかけ(実家)
  • J-POP〜ROCKが基本的に好き
  • 月1以上は何かしらのライブに行っていた
  • 熱しやすく冷めにくい(なので他界隈には手を出さなかった)
  • ジャニーズ含アイドル通ったことなし
  • K-POPマジで無知(Dynamiteしか分からない)
  • JO1の中では木全の顔が好き、変な人らしいし好き(スイパラのために得た情報)
  • ベタなもの、アツイものが好き
  • 夏の甲子園箱根駅伝など学生スポーツが好き ←!

 

2020年 今までの楽しみを失う

 

コロナのせいでライブに行けない

2020年2月18日、これが最後のライブになった。その後持っていたチケット4つくらいは全て払い戻し。ライブがある度に「あと●日頑張ったらライブだから!」と思って働いていた私にとっては大きな衝撃だった。暇だし、エナジーチャージするものが全くなくなってしまった。絶対にあると思っていたFC限定ライブも、毎年恒例のフェス、CDリリースもぱったり止まった。非日常が来てしまった、と思った。。。

ただ、タイミング的に転職や結婚式等といった私用でなんだかんだ慌ただしく、あつ森にハマったりして過ごしていた。10月になり、いろんなことが落ち着き始めた頃、やっぱり自分の心の充電がどんどん減っていることに気付く。

 

きっかけ①ハロウィン動画

友達の影響もあり、JO1のSNSは2020年夏頃からフォローしていた。ただ、全然ちゃんと見ておらず流し見してた。(木全のパジャマの写真だけ保存してたけど)

 

仕事で上手くいかずライブもなく疲れていた日のTL、ふと目に入ったのがこれ。

 

「何やってるの、楽しそうw」「えっ私の気になってた子ハクじゃん?!」が最初の感想。ジブリファンなのでテンション上がった。今までYoutubeなんて全然見なかったのに、急に見たくなって飛んでみる。ちゃんと大画面で見たくなり、Fire Stickあったのでテレビで何度も見る。なんかニコニコしちゃう。若い男の子たちが真面目にふざけてるの良い。曲もイントロカッコ良いし良いな〜。

そしてどんどん次の動画が再生されていくのでパフォーマンス動画や、日プのステージ映像を見る。アイドルなのにユニゾンじゃないのか〜という初知り情報。JO1の曲はやっぱりサビがどこか分からず、J-POPを生きてきた私には不思議に聴こえた。日プの方は、ワンオク好きなのでこういうガッツリ系のも歌うんだと驚いた。「やっぱデビューした子は目立ってるな〜」とかそんな感想。ここでクンチキタで踊る木全を見てしまいネタバレだったことに後々気付く(!)

 

きっかけ②デビュー決定動画の鶴房汐恩

気になった動画をいくつか見た後、デビュー決定の瞬間という動画を、見てみた。順位とかよく知らなかったし、どんな風に最後決まったのかな?という軽い気持ち。

 

私の何かを突き動かしたのは鶴房のインタビューの涙だった。

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ありがとうございます。まず今まで応援して頂いた国民プロデューサーの皆様、家族のみんな………そして練習生のみんな……本当に嬉しいです。

特に韓国からずっと僕の悩み事や辛い時に一緒にいてくれた岩崎琉斗君と北川玲叶君には本当に感謝しています。これからも頑張るので皆さん応援して下さい。ありがとうございました。

誰…?客席にいるこの子?え?めっちゃ泣いてるじゃん?

 

オーディションに受かったんだから、「やったー!」だけじゃじゃないのか?そんな泣きながらになる程何かがあったんですか。アイドルってキラキラしてて笑っているものじゃないの?楽しそうにしているやつじゃないの?もしかしてアツイ友情物語があったりするんですか。

冒頭に書いた通り、アイドルは分からないが、学生スポーツは大好きで、それは汗と涙のノンフィクション青春ストーリーが見られるから、なんです。限られたチャンス、この仲間とやるのは最初で最後、全力で、後悔しないように、見えないところで練習を重ねて最後に実力を発揮する…そういうベタだけどアツイものが私は好きなんです。

鶴房の涙のスピーチを見て、これは中途半端では行けないと思い、オーディションを全部見たくなった。友人にすぐに連絡し、日プを履修し始めた。(Youtubeに誰かがあげた英語字幕のやつ…)

 

見はじめたら後は落ちるのみ

なんとなくそんな予感はしていたが、見はじめたら一気にハマった。最初はデビューメンバー以外はマジで誰が誰だかよく分からないのだが、段々と認識してくる。こんなにも注目されてスキルのある子がたくさんいたんだ…とびっくりする。また、私は踊るグループを好きだったことがなかったので、ダンスなんて皆同じだろう、と思っていたけれど全然違った。揃っているパフォーマンスはショーステージとして完成度が高いし、ダンスのこと知らない人が見ても、楽しい。振り付けセンスも人によってかなり違って、飽きない。

パフォーマンス本番だけではなく、練習風景もあるのでその人個人の人となりも分かるし、寝る間を惜しんで頑張る子たちに胸が熱くなって行った。

 

川西拓実すごいんですけど

日プを見る以前の拓実のイメージは、「王道の顔カッコ良い担当、髪色変わったら分からないかも〜」くらい。基本的に皆が好きな王道イケメンはそんな好きじゃない(ゴメン)という固定観念がありました。

 

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本編を見て、Bクラスの拓実、多分これが1番なんか刺さった。めちゃくちゃ本気の顔してる、そして負けず嫌いがにじみ出てる。しかも未経験でそんなに習得力が早い?すごくないか???でもセンスって言われてるけど深夜にしっかり自主練している…「あぁ、この人めちゃくちゃカッコ良いな」と思った。

後から12年野球をしていたというのを知って、更にツボだった。あの夏に賭ける球児の一人としてスポーツをしていた彼、根性あるし最高だな…と。ステージごとの表現力、存在感がヤバイ、つい目で追ってしまう。悔しい時には涙を流し、ひたむきに努力を続けてベストパフォーマンスを常に発揮する彼に、気付いたら虜だった。魅力がある人ってこういう人のことをいうのかもしれない。

 

木全翔也という人

一方、もともと気になっていた木全さん。正直前半は本編で特に印象がなく、チラッと映るたびに「かわいいな〜」と思っていた。どこか自信がなさげな部分もあるが、ステージは憑依的パフォーマンスだし(ダンス上手いね)、センターに立候補して見事にやり遂げるし、内に秘めた強い思いというのを感じた。

コンセプトで放出になった時、結果を知って見てるのにめちゃくちゃ悲しかった。あんなにやりたがってたのに…って。それでも諦めずに限られた時間の中で新しい曲をしっかり修得し堂々のパフォーマンス。強い…と思った。インタビューはいつもちょっと様子がおかしいけれど、そこもまたツボだった。読めない人、木全翔也。好き。多分木全のことはどんな出会い方をしても、好きだったと思う。来世も会いたい。

 

 

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ずっとそのままで生きて欲しい木全

 

すごいよJO1というグループ 

 

そんなこんなで私は日プを1週間くらいで一気見した。一気に摂取しすぎていろんな感情が大混雑していたが、見終わる頃にはJO1というのはめちゃくちゃ大変な思いを皆して、期待を背負い不安に打ち勝ってデビューした11人ということを理解した。努力していない人なんていないし、皆覚悟を持って臨んでいる。

 

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この頃The STARのミュージアムがあったので、新規なのでソワソワしつつ友人と一緒に行った。しかも丁度このアルバムは拓実がセンターというのを知り、嬉しかった。人生で初めてアクスタ買ったら拓実を引いてめちゃくちゃテンション上がった。(その時撮った動画キモくて本当面白い)

 

そこからはFCに入り、テレビ露出を追い、Twitterアカウント作成し、アルバムを買い、一気に転げ落ちた。JO1HOUSEを全て追い、諸々理解した。別界隈から来たので用語、ルール、文化の違いには初め戸惑った。供給過多で追うのも大変だったがなんとか慣れてきた。そしてそれが今も続いている。2時間のライブの思い出を数ヶ月引きずって咀嚼するのが日常だったので、SNSで顔が見れるなんて!生きてるのが分かるなんてすごい!の気持ちになる。嬉しい反面アイドルの賞味期限というものを感じてたまに胸がぎゅってなる。(私の好きなものはほとんど解散や休止がないため耐性がない…)

 

 

コロナ禍でデビューした11人。思うように活動できなかったことも多かったと思う。私自身も早くJAMの前に立たせてあげたいという想いも強い。しかし、この非日常の状態じゃなかったら私は絶対にJO1にハマらなかったと思うし、今まで通りのオタクライフを楽しんでいた。なんだか巡り合わせというか、沼落ちする運命というか、そういうのがあるのかなと思っている。

 

私は多分JO1の人間味がとても好きで、なんだか自分の中のアイドルの概念を壊してくれた気がする。全員で肩を組んで頂点を目指し、どうかこれからも突き進んでいってください。

 

 

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【蛇足】

確かに、私が見た日プは汗と涙の青春ストーリーだった。しかしS2を見て思ったのは、プデュは国プが主軸で、まぁとにかくヤバくて戦すぎて青春と同じくらい地獄だったということです。各メンバーをJO1としてのデビューに導いた元国プの方、本当にありがとうございます。